2023-02-16

ズボラでも出来るお片づけレッスン


元ハウスクリーニングスタッフが教える、ズボラでも出来るお片づけレッスンを行っています。
そもそも、私がズボラ主婦なのですが、ハウスクリーニング業と家事を両立させながら、
生み出していったお片づけスタイルです。

ブログを読むだけでも、暮らしの中で何かヒントにしてもらえたら幸いです。

お片づけのお悩み

・何から手をつけていいかわからない
・何も捨てたくない
・見られるのが恥ずかしい・怖い

・家族が片づけをしてくれない

・そもそも仕事と育児が忙しくて片づけまで手が回らない

当てはまる項目はありましたか?

全て、以前までの私のことです。

毎日掃除しているのにも関わらず、物に溢れ、どうしようもない状況でした。

日中は仕事に行き、帰ってきたら怒涛の家事育児。

追われるような毎日の中で、何をどうしたら改善するのかもわからず途方に暮れていました。

ハウスクリーニング業を行っていたので、仕事は清掃業務。清掃はできるのに、

どうしてすぐに家が散乱していくのかわかりませんでした。

整理収納やお片づけの本を読み漁り、マインドを少しづつ変えて、

実践、実行を繰り返し、何とか、お掃除ロボットを毎日かけられるリビングにまで

持っていく事ができました。

それから少しづつ、ハウスクリーニングのお客さんのお片づけを行うようになり

こちらも実践と実行を繰り返し、今のサポート業に至ります。

読んだだけでもすぐに実行できるお片づけサポートの特徴を3つご紹介します!

1・何も捨てない!ゴミの置き場所を考える

とりあえず捨てるところから始めようとすると、何も捨てたくない!!という気持ちが溢れてきて、

前に進めません。

なので、私は本当のゴミからしか捨てません。むしろゴミも捨てません。移動します。


お片づけというと、

「もう何年も着てないけど、捨てられなかった服を清水の舞台から飛び降りるつもりで捨てなければ」


・・・などを想像すると思いますが、私はそこからはやりません。


数多くのお悩み住宅を訪れてますが、ほとんどの方の問題は押し入れの奥にある昔のドレス!ではなく、目の前の数週間後の粗大ゴミの日まで取ってある巨大段ボールだったりします。


もう捨てる事が決定してるけど、ゴミの日まで出せないゴミが
キッチンの動線を塞いでいることで、モノ渋滞が起きているのです!

ゴミの日までの置き場所を変えるだけで、渋滞が緩和し、家事動線がガラリと変わり
すっきりと片づくパターン。

これ、結構多くて、みなさん、これを知るだけでかなりの改善が望まれると思いますので

参考にしてみてください!!

都内の極小住宅でも改善されたので、動線の確保さえできればスペースの広さは関係ありません。
まずは住宅の軌道を確保!!まず、これをスタートとして行っていきます。

これはハードルがかなり低いので、すぐに実行できるのではないかな?と思います。

2・家族の意思は尊重する

これも大事なことなのですが、家族のものがどんなにゴミであろうと、本人が捨てるというまでは捨てない、いじらない、喧嘩しない(笑)というのを、とっても大事にしています。

旦那さんが捨ててくれない、子供が捨ててくれない、など思い通りにならない事は多々あると思いますが、そこよりも他にやる事はいくらでもあるので、あえてそこにスタートから行かないようにします。

すれられない家族&自分はラスボス!!いきなり立ち向かったら血を見るのは当然です。

小さな改善を積み重ねていきましょう。

大概は、片づけが進むにつれて、歩み寄ってくるので、私は大丈夫だと思っています。

本当に捨てられないお姑さんと同居してるお嫁さんからの依頼でキッチンのお片づけサポートも行ったことがありますが、私という第3者が入ることでかなりお互いの歩み寄りが穏便に進んだと思います。


大切な事はどちらか一方だけでなく、両者の意思を尊重すること。


自分の意見が肯定されている、という安心感のなかで話を進めると、大概の人は聞き入れてくれます。

ちなみにそのお宅では、お姑さんの不安を取り除くために、賞味期限切れの調味料すら捨てず、空き瓶の蓋やもはや何の用途にするのかもわからない謎の袋や布等も否定せず、きちんと保管し続けたことで、最終的には納得し、かなりキッチンが変わりました。

3・理想の暮らしをはっきりと思い描く

ここがかなり大切なポイントです。むしろ1番大切かもしれません。


ここにさえ辿り着けるのなら、お片づけなんてしなくてもいいとすら思っています。


どんな部屋で、どんな自分で、何をしていたいのか!! 

ここをぼんやりでなく、しっかり思い描くのです。

正解はありません。
モノトーン調のシンプルなリビングが好きな人もいれば、
カラフルで小物がたくさん並べられた様なリビングが好きな人もいます。

大切なのは自分の心に従っていること。それ以上に大切なことなんてありません。

今の生活を一旦、置いておいて、自分の理想にしっかりと向き合う。
そこで見えてくる、譲れないもの、これがあれば頑張れる!!
みたいなものを見つけられると、暮らしが楽しくなってきます。
そしてこの、自分の好きを優先していくのが、お片づけの肝にもなります。

勿体無いから、とかプレゼントしてくれた人に悪いからなどの理由で置いてあるものとの

お別れもしやすくなります。

そこで初めて、捨てるマインドになってくると思います。
それまでは、無理に捨てる必要はないと思ってます。

また、パートナーや家族との関係など、
ライフステージが変わるたびに暮らしも変わってくると思いますが、

その度に、今の自分の優先順位を常に心がけてください。そうすると暮らしが整ってくると思います。

無理は禁物!やらなくても死なないから大丈夫です

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
お片づけのお役に立てれたら幸いですが、本当に無理は禁物です!!

子育てと仕事が忙しいなら、お片づけより睡眠時間を優先してください。
将来、片づく日は必ずきますが、あなたの健康は取り戻せません。


散らかったおもちゃと一緒に、今、目の前にいる子供との時間を大切にしてください。
大切なことの優先順位を間違えないようにしてください。

他にできることがいっぱいあるのに、お片づけが苦手なくらいで悩む必要はありません。
ちょっとの工夫で改善できますので、そこは絶対に自己卑下しないようにしてください。

あなたがダメなのではないからです。

お片づけができないのは時代のせいです

そもそも、私はこの時代の変化と日本人の住居進化の過程のミスマッチにより
お片づけ問題が発生しているのではないかと思っていて・・・

私たち、日本人って今の暮らし方をする様になってから

まだ100年も経過してないわけですよ。


少し前まで、ほとんどの家庭は日本家屋に住んでいて、捨てるような物が何もない暮らしを送っていたのですよ。


私は今、田舎移住して古民家で暮らしてみたり、昔ながらの発酵文化を学んでみたりをしていますが、
こっちの方が圧倒的に家事楽でびっくりしたのです。

広い土間(収納ガレージ付き玄関)に奥行きのあるキッチン納戸(パントリー)
各家庭ごとにゴミコンポスト常備。軒下の洗濯干しスペースと井戸(ランドリールーム)
屋外で全水洗い可能なトイレなどなど、

と、最近の家事楽システム住宅にある設備がたくさん備わっていたのです。

何百年もかけて工夫されてきたシステムを一旦、ゼロベースにしてしまい、
急な経済成長とともに暮らしが変わっていく中で、お片づけ問題が何十年もかけて問題化してしまったのではないでしょうか?
そもそも、完全なる循環型システムを構築してきた日本人にとって、ものを捨てるという概念がなくて

当然です。
断捨離ブームや捨て活ブーム、家事楽システムの住宅!などは、来るべくして訪れた時代背景に合わせたブームだと思います。未来の歴史の教科書に出てくるレベルだと思います。

何が言いたいのかというと、

お片づけができないのは、あなたのせいでなく時代と進化のミスマッチ!
DNAに備わってないので、できなくて当たり前です。
お片づけが苦手というだけで人格を否定してしまう人が多いので、
私はそこは声を大にして言いたいです。

最終的にはやらないでサポート依頼でもいい

そして、本当に困ったときはサポートを依頼したらいいのです。
私のようなサポート業者がたくさんいて、

いつでも寄り添ってくれます。
サポート業者なんて、
いろんな住宅に行ってお片づけしてるので、あなたが抱えているような問題も

経験済みだったりして、解決策が見えてたりしますので、
途方に暮れてる様なら、まずは相談だけでもしてみたり、
数時間だけの家事サポートを利用してみたりするのは有効だと思います。

お片づけサポート屋さんもいろんな人がいるので、自分に合う人をうまく

見つけられたらいいだけだと思います。美容室のように。

何よりも、あなたが幸せでいることより大切なことはありません!!

みんな、共に頑張ろう〜!!

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
何かのお役に立てることができれば幸いです。

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