お片づけで人生が変わる・前編

きっかけは１冊の本　こんまりの「人生がときめく　片づけの魔法」

きっかけは１冊の本。

こんまりこと、近藤麻里恵さんの「人生がときめく　片づけの魔法」です。
これを隅から隅まで読み込み、忠実に守りました。

それから人生が激変したのです。

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それまでの私

ハウスクリーニング業を行なっており、たぶん、掃除は得意な方です。
それを仕事にしているのですから。

しかし、じつは、子供の時から片づけとか整理整頓は大の苦手でした。
家族も捨てられない家族で、物に溢れている状態で育ったので、

そこに違和感がありませんでした。

母は専業主婦で毎日、掃除をしていたので、
散らかった状態で清潔な環境を保つ、というかなり大変な日々を送っていました。
私はそれが当たり前だと思っていたのです。

初めの気づき

結婚してからも、どうしてすぐ散らかるのか、わからないまま過ごしていたのですが、
田舎に移住しようと決めた時、本当に必要な物以外は全て捨てていこうと決意したのです。

そこで、ほとんどのものたちとお別れし、かなりシンプルな状態で移住しました。
その時はじめて、乳飲子がいても、家が散らからないということに気づき、
大切なのはしまうことや収納より、手放す事、捨てることだったんだ！！と知りました。
掃除もかなり楽でした。

わかった気になっていた私

子供の成長とともにものが増えていき、それなりに散らかるようになりました。
しかし、「捨てる」ことの必要性が見えていた私は、必要以上のものは持たず、
それなりに綺麗な状態を保っていると思っていたのです。

元々の暮らしていた環境のせいもあって、多少、ごちゃごちゃしていても、
それが心地悪いとも思っていなかったのです（怖い！！）

かなり頑張って暮らしていました

私は身体が弱くアレルギー体質なので、ハウスダストとか
洗ってないリネン類で寝たりとかが物理的に無理なのもあって、
普段からこまめに掃除、洗濯はしていました。
カビも咳が出てしまうのでダメなんです（軟弱）
なので、掃除のたびにものを移動、それが当たり前だと思っていたので、
常に散らかり、物に溢れた家で1日中、物の移動と掃除をしていたのです。

捨てたはずの本を夫がまた買ってきた

躊躇なく捨てれる人になっていた私は、移住する時に、大好きな本や漫画もだいぶ、
手放してきました。
それなのに、ある時、夫がこの本を買ってきたのです。
10年ほど前、その年にベストセラーになっていたこの本を私も買い、何度も読んでました。
テレビの特集でも見ていたし、こんまりブームには、しっかり乗っていました。

「またこんなの買ってきて〜」と捨てたはずの本を新刊で買われたことに苛立ちを覚えながら、
懐かしくパラパラと読んでみたら、衝撃が走りました！！

今の私、全然、ときめいてないし、家も全然、片付いてない！！

私は何を読んでいたのでしょう。
この本には何度もリバウンドなし！と書いてあるのに。

「やった気になってたけど、本当は何もやってないのかも・・・」
本には何度も「忠実に順番を守るように」と書いてあります。

私は一度もこんまりの方法で片づけをしたことがなかった事に気づいたのです。

「片付けは祭り、短期間で完璧に終わらせる」

こんまりの本にはそう書いてあります。そうだ。私は片づけを終わらせていない！！

人生を変える決意をする

ついに私は、この本に書いてある通り、人生を賭けてのお片づけをすることを決意したのです。
本には「短期で完璧に」とありますが、その期間は本人のペースでいいらしいので、

この方法を忠実に守って私のペースで進めていこうと決意したのです。

ときめきの片付け1日目

とりあえず、本は読みました。1日目。ついに、ついにこの日がやってきました。
朝、いつも通りご飯を炊き、朝ごはんを作り、子供達を送り出して、洗濯を干し、
掃除機をかけ、コーヒーを淹れます。

「やるなら今しかない！子供が帰ってくるまでのこの数時間でやるんだ！！」
脳内の司令塔から何度も指示が出てるのに、身体が動きません。
週末に食べようねと娘を約束していたポテチを開けてみたり、
（「私が学校に行ってる間に食べないでよ」と何度も言われてたのに）
またコーヒーを淹れてみたり、脳内の司令とは別に
身体が片づけを拒否して全く違う行動をしています。

そして嫌すぎでポテチとコーヒーのスケッチまで始め、色まで塗ってやっと私はこの作業が何を示すのか少し理解しました（↓どうでもいいスケッチ。丁寧に陰影とかまでつけてますが本当にヘタ）

テスト前のあの感覚です。

やらなきゃいけないことがあると無性にやらなくてもいい事がしたくなるあの感覚に襲われました。
テスト前にはなぜか机や部屋の片づけをしたくなるのですが、
今回はその片づけが目的なのでさらにどうでもいいスケッチに走ったのだと思います。

これで1日目が終了してしまいました！！

どうなるお片づけ！！後半へ続く！

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